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パジェロ・V系の四駆

人気絶頂のまま初代からのバトンを受け取った二代目パジェロは、プレッシャーをものともせず、初代以上の人気を獲得しました。
この二代目ではファミリー層から絶大なる支持を得たミッドルーフが主軸となり、本格オフロードモデルのJトップさらにはパリ-ダカ・ホモロゲモデルのエボリューションまで、個性的なモデルが登場しました。


特徴と推移

 1982年にデビューし、日本国内にRVブームを巻き起こした初代パジェロL系は、その人気の高さから、9年もの長期にわたるモデルサイクルで製造されました。RVブームが絶頂を迎えた1991年、満を持して二代目となるV系登場。初代のイメージを受け継ぎながらも、より洗練されたデザインと充実した機能が与えられたことで、初代を上回る人気モデルとなりました。

 デビュー当初のエンジンは、初代パジェロに搭載されていた3リッターV6ガソリン6G72型と2.5リッター直4ディーゼルターボ4D56型の2種類を継承。ラダーフレーム付きボディーの構造や、フロントダブルウィッシュボーン、リア3リンクコイルリジッドのサスペンションも、初代と同様でした。

 二代目へのモデルチェンジで、最も大きく変わったのが、4WDシステムです。初代はジープの伝統を受け継ぐパートタイム4WDでしたが、二代目はスーパーセレクト4WDと名付けられたシステムに変更。ビスカスLSD付きセンターデフを備えたフルタイム4WDを基本としながら、センターデフロックで直結4WDとなり、フロントの駆動系を切り離すことで2WDにもなるという、当時最先端の機能を有していました。

 ホイールベースは2420mmのショートと2725mmのロングの2種類があり、ショートにはメタルトップとJトップ(ソフトトップ)、ロングにはミッドルーフとキックアップルーフというボディーバリエーションが用意されていました。
一番人気はもちろん4ドア・3列シートでファミリー層からの圧倒的な支持を得たミッドルーフです。
しかし、遠い先祖のジープにもイメージが重なるソフトトップのJトップは、パジェロのイメージリーダーとして、オフロード志向の強さをアピールする役割を果たしました。一般的な16インチホイールよりもさらに径の大きい専用の18インチホイールを履き、リアデフロックを設定するなど、イメージだけでなく本格オフローダーにふさわしい機能を備えたモデルでした。

 1993年に最初のマイナーチェンジが行われ、ガソリンエンジンに3.5リッターV6の6G74型、ディーゼルエンジンに2.8リッターターボの4M40型が追加されました。6G74型は230PSものハイパワーを誇り、4M40型も出力アップと排ガス浄化に積極的に取り組んだ新設計のエンジンです。
このエンジン追加に伴って、1インチ近いボディーリフトが行われたことから、サスペンションの設定も見直されています。1995年に4M40型の燃料噴射を電子制御化した他、1996年にメタルトップに2.4リッター直4ガソリンを搭載した「ルーキー」が新たに追加されました。

 1997年の二度目のマイナーチェンジでは、オーバーフェンダーをボディーパネルと一体化させたブリスター形状に変更。3.5リッターV6ガソリンエンジンは、当時三菱が力を注いでいたGDI(直噴)へと進化し、最高出力は245PSにまでアップしました。また、マニュアルモードを備えたINVECS-・スポーツモードATが採用され、スポーティーな走りに磨きをかけました。

 さらに同年、パリ-ダカール・ラリー参戦のホモロゲーション取得のために専用設計された「エボリューション」が設定されました。メタルトップをベースとし、ブリスターフェンダーをさらに大型化して専用のバンパーやアルミボンネット、リアスポイラーなどを装備。エンジンは6G74型ながらGDIではなく、可変バルブタイミング機構のMIVEC版で280PSの強力なスペックを誇りました。
サスペンションは前後ともダブルウィッシュボーン+コイルの四輪独立懸架を採用していました。2500台の限定でしたが、4WDモデルの歴史の中でも、特に強烈なインパクトを持ったモデルでした。



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