4WDな中古車.com

2WDの乗用車と同じように走るだけなら、4WDは特にメンテナンスに注意すべきところはありません。しかし、オフロードを走行するなら話は別。下まわりに水や泥が付着すれば、そこから錆たり、グリスが流れて潤滑が不充分になったりします。

4WDな中古車.com

4WDのメンテナンス

 4WDは構造が複雑…とは言っても、FFやFRなどの2WDよりも駆動輪が2輪多いだけで、基本的な構成はさほど違いはありません。
したがって、メンテナンスも特別なものではなく、日常的に使用しているだけなら、点検部位や消耗品の交換頻度も、2WDとほぼ同じと考えていいでしょう。一番の違いは、デフオイルの交換が、オイル量、手間ともに倍になる程度です。

 メンテナンスとはちょっと違うかも知れませんが、ランクル70やサファリ、ジムニーなどの古典的なパートタイム4WDでは、時々は4WD走行をしてあげることが、クルマをいたわることになります。
これらのモデルは、通常、舗装路では後輪駆動で走行しており、その際、前輪はハブの部分で切り離されて空転し、ディファレンシャルやドライブシャフトは回転しません。
ディファレンシャルケースにはオイルが半分ほど入っていて、ギアが回転することでオイルを撹拌して潤滑するので、ここが回転しないと油膜が切れてしまうのです。3か月に一度でも、半年に一度でもいいから、必要がなくても4WD状態でしばらく走行してあげましょう。

 普通に舗装路を走るだけなら2WDと同様のメンテナンスで充分な4WDですが、オフロード走行をするなら話は別。極端な話、オフロード走行をするなら、毎回、走行後に点検と整備を行ってもいいほどです。
特に水たまりや泥の中を走った後は、確実に泥を落として念入りに下まわりをチェックしておきたいものです。

 エンジンからの駆動力を車輪まで伝えるために、いくつかのシャフトを介していますが、このシャフトの継ぎ手部分は金属同士が擦れあうようになっています。もちろんグリスによって潤滑されているのですが、泥水の中を走ると、そのグリスが流されてしまいます。
そのまま放置すれば、水分が乾いても泥の粒子が残り、金属を傷つけて摺動抵抗が大きくなってしまいます。水たまりや泥を走行したら、すぐにしっかりと下まわりを洗車し、必要とあらば各部のグリスアップをしましよう。

 泥に関してはもうひとつ、ラジエターへの泥の付着も要注意です。泥水がラジエターコアのフィンの間を通過すると、ラジエターの熱で水分が蒸発し、乾いた泥がフィンをコーティングしてしまうのです。当然、放熱効果が低下しますから、エンジンに良い影響は与えません。
しかも、放っておくと泥が焼き付いて、水で流す程度では落ちなくなってしまうからやっかいです。ちなみにエアコンのコンデンサーコアも同じ被害に遭いやすく、その場合は冷房が全く効かなくなったりします。



Copyright (C) "NCP" All Rights Reserved.